Win10のXAMPP環境に本番環境のWordPressを移築する(データベース確立エラーの修正)

Flywheelでの移築にどうしても失敗する…しかも遅い。これはXAMPPのほうがいいかな?

というわけで、
lolipop!のWEBDAVを設定します。ここは公式マニュアルがあるので割愛。(このブログはlolipop!で動いています)

Windowsのエクスプローラーからlolipop!のWEBDAVに接続、WordPressが入っているフォルダをまるっとコピーしてXAMPPのhtdocsフォルダへペーストします。容量のあるファイルなのでそれなりに時間がかかります。

私はnanami773xyzというフォルダにペーストしたので、http://localhost:79/nanami773xyzにブラウザでアクセスしました。XAMPP、XAMPPからのApatchとMariaDB(MySQLって書かれてるけど)は起動しておいてくださいね。

するとWordPressが…

はい、これを直すのが今回の記事です!

デバッグモードをONにする

XAMPPのhttpdocに移したほうのwordpressをいじっていきます。

wp-config.phpをサクラエディタ等UTF-8が使用できるエディタで開いて編集します。

開発者へ: WordPress デバッグモード
*

この値を true にすると、開発中に注意 (notice) を表示します。

テーマおよびプラグインの開発者には、その開発環境においてこの WP_DEBUG を使用することを強く推奨します。
*

その他のデバッグに利用できる定数については Codex をご覧ください。
*

@link http://wpdocs.osdn.jp/WordPress%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0
*/
define(‘WP_DEBUG’, false);

wp-config.php 87行目付近

define(‘WP_DEBUG’, false);をdefine(‘WP_DEBUG’, true);に変更して上書き保存、ブラウザをF5キーで再読み込みします。

デバッグモードになりました。本番環境をそのままコピペしたためにエラーが起きていることが分かります。

直し方

wp-config.phpをwp-config.php_oldにリネームします。そしてhttp://localhost:8081/nanami773xyz/にアクセス。つまりインストール作業をやり直してあげます。

このとき本番環境と同じデータベース名etcを用意する必要はありません。ローカル環境用に分かりやすいものを適当に用意します。

「さぁ、始めましょう!」をクリックする前にデーターベースを用意しておきます。http://localhost/の右上からmyphpadminをクリック。

新規作成をクリック。

分かりやすい名前を付けて作成します。

「特権」タブに移って下のほうの「ユーザーアカウントを追加する」をクリック。

ユーザー名とパスワードを適当に入力。ページ最下部へスクロールして「実行」をクリックします。Wordpressに戻って「さあ、始めましょう!」をクリック。

先ほど作成した情報を入力して「送信」します。パスワードもちゃんと入れましょう。

インストールを実行します。いつものようこそ画面が出るので必要な情報を入力してインストールします。

必要なプラグイン・テーマは入っているはずなので、メニューやウィジェットの設定、プラグインの有効化などを手動で行います。記事のほうは本番サイトで「ツール」→「エクスポート」、ローカル環境で「ツール」→「インポート」(Wordpressから)でできるはずです。

お疲れ様でした。